Portfolioはデジタルカタログ作成アプリケーションです。 Portfolioを使用すると、ユーザーまたはワークグループのメンバーが作成した画像ファイル(グラフィック、プレゼンテーション、ムービー、サウンド、およびその他のデジタルメディアファイルやドキュメント)をまとめて共有カタログにすることができます。 この共有カタログからファイルを表示、編集、コピーして取り出して、ファイル形式、保存してある場所、プラットフォーム、さらにファイルを作成したアプリケーションを意識せずに、他の文書に取り込むこともできます。
Portfolioカタログは、ドキュメント全体や画像ファイルの代わりにサムネール画像(必要な情報も加えて)しか保存しないので、画像をすばやく簡単に表示、検索することができます。 またPortfolioは、オリジナルファイルの保存場所を記憶しているので、アプリケーションへのコピー、プレビュー、編集などには、オリジナルファイルをいつでも利用することができ、またカタログ自体もすばやく効率的に利用することができます。
1つのカタログに入れられるアイテム数には制限がありません(ただしカタログ内のアイテム数が多いほど、より多くのメモリと処理時間が必要になります)。 カタログ内の各アイテムに追加できるものは次のとおりです。
無数のキーワード。これにより、カタログ内を簡単に検索し、必要なアイテムを見つけることができます。
説明(最大半角32,000文字、日本語では16,000文字)。これにより、ファイルに関する重要な情報を記録することができます。
無数のカスタムフィールド。これには、日付/時間、複数の値や定義済リストの文字列、URLなどの特別なフィールドタイプが含まれます。
ワークグループの設定では、ユーザーがすべての機能にアクセスできるようにしたり、ワークグループ全体で共有するときには、カタログへのアクセスを制御するカタログ管理者を指定することができます。 Portfolioをインストールすると、ワークグループのメンバーは、MacintoshまたはWindows上でオリジナルファイルがネットワークサーバーや共有ボリューム、CD-ROM、リムーバブルドライブにあるカタログからアイテムを同時に検索、表示、使用することができます。 また、ユーザーはTCP/IPを使用してカタログサーバーソフトウェアであるPortfolio Serverにリモートでアクセスしたり、カタログアイテムのWebページを作成することもできます。
PortWebプラグインと正しくセットアップしたウェブサーバーを使うと、ウェブブラウザを使ってPortfolioカタログを表示できます。